Appleギフトカードをお持ちの方の中には、間違えて購入してしまったなどの理由から返金をしてもらいたいと思っている人もいます。
ですが実はAppleギフトカードは一度購入してしまうと返金をしてもらうことができません。
Appleギフトカードの返金ができない理由と、間違えて購入してしまった時の対処法を紹介していきます。
Appleギフトカードは基本的に返金してもらえない
Appleギフトカードは一度購入してしまうと、アカウントに登録していない未使用のものであっても次のような理由から返金してもらうことはできません。
そのため理由や購入方法に関係なく返金はできないので覚えておきましょう。
Appleギフトカードは使用済みか未使用かの見極めが難しい
Appleギフトカードは、記載されているコードをアカウントに登録すると、もう一度使うことはできなくなり、価値がなくなります。
そのため、使用済みかどうかを判断するのが難しいですが、以下のポイントを押さえておくと安心です。
見た目では使用済みかどうかを確認できません。実際にコードをアカウントに入力するまでわからないので、購入の際は信頼できる販売元からのみ購入することをお勧めします。
スクラッチ部分が削られていないと未使用と思いがちですが、最近では削らずにコードを確認する不正行為も増えています。このため、単に未使用であることを示す目印とはなりません。
コンビニなどで販売されているAppleギフトカードは、レジを通して初めて有効になります。レジを通さずに店頭から持ち出されたカードは使用できないため、購入時はレシートの確認が重要です。
Appleギフトカードは未使用かどうか、正規の手続きで購入されたものか判断するのが難しいため、Appleは返金を行っていません。
Appleの公式が現金との交換を禁止している
Appleの利用規約では、Appleギフトカードを現金に交換することは認められていません。規約には次のように記載されています。
電子ソフトウェアのダウンロード、Software-Up-To-Dateプログラムのサブスクリプション、Apple Storeギフトカード、App Store & iTunesギフトカード、Apple Developer Connection製品は、返品の対象になりません。
https://www.apple.com/jp/shop/open/salespolicies
販売店がAppleギフトカードの返金に応じると、利用規約に違反することになってしまいます。
どの店舗でもAppleギフトカードの返金は行われていません。
Apple Storeでなら返金してもらえるって噂は本当なの?
Appleギフトカードに関して、「Apple Storeで特定の条件を満たせば返金できる」という情報がありますが、実際には返金ではなく交換が可能なだけです。
以下の条件を満たす場合にのみ交換が可能です。
- Apple Storeの公式サイトで購入していること。
- 購入後14日以内であること。
- カード自体の不具合が原因であること(自己都合によるものではない)。
Appleギフトカードは購入後に不具合があった場合のみ、使用可能なものに交換してもらえる制度がありますが、これを返金と勘違いする方が多いので注意が必要です。交換と返金の違いを理解して、購入前にしっかりと確認しておきましょう。
Appleギフトカードを間違えて買ったときの対処法
うっかりAppleギフトカードを買ってしまって、どうしようと困った経験はありませんか?
返金はできないけれど、いくつか活用法がありますので、参考にしてください。
それぞれメリットやデメリットが異なるので、自分に合った方法を選びましょう。
ギフトカードを現金にする方法
まずは現金化の方法です。買い取りサイトを利用すると、手数料はかかりますが、現金に換えることが可能です。
例えば、「カード買取サイト」や「オークションサイト」を使うことで手軽に売却できます。
手数料を確認し、信頼できるサイトを選びましょう。
自分のAppleアカウントで使う
Apple製品をお持ちの場合は、ギフトカードをアカウントに登録してみてはいかがでしょうか?
アプリ、音楽、映画、電子書籍などを楽しむことができます。
例えば、普段は試さない有料アプリをダウンロードして、新しい発見を楽しむのもいいかもしれません。
いつか使うかもしれないから保管するという人も
「今すぐ使わないけど、いつか役立つかも」と思う方は、ギフトカードを大切に保管しておきましょう。
Appleギフトカードには使用期限がないので、安心して長期保存が可能です。
ただし、保管場所を忘れないように、メモを残すなどの工夫が必要です。
Appleギフトカードを現金に換えたいならばこの方法を利用しよう!
Appleギフトカードを持っているけれど、現金に換えたいと思ったことはありませんか?
直接返金はできませんが、いくつかの方法で現金化することができます。
簡単で安全にできる方法を3つご紹介します。
電子ギフト券買取サイトを利用する
電子ギフト券買取サイトは、Appleギフトカードを現金化するための最も便利な方法です。この方法の良さは、すべてオンラインで手続きが完了すること。わざわざ店舗に行く必要はありませんし、簡単に現金化ができます。
- Appleギフトカードと運転免許証、銀行口座があれば、手続きを進められます。中には、買取率が90%以上というサイトもあり、高額買取が期待できることもあります。
- 多くのサイトが24時間営業しており、即日買取や振り込みが可能です。急な出費があっても安心ですね。
- 買取サイトは手数料が発生するため、受け取る金額はカードの額面より少なくなることがあります。
- 中には悪質なサイトも存在します。必ず評判の良いサイトを選び、安心して利用できるようにしましょう。口コミやレビューを参考にするのも良いですね。
知人に直接買い取ってもらう
もし、あなたの周りにAppleギフトカードをよく使う知人がいれば、その人に直接買い取ってもらうのもおすすめです。この方法は、買取サイトを通さないので、手数料がかからずに、より高額で現金化できる可能性があります。
- 知人との取引なので、サイトの手数料がかからず、額面通りの金額で現金化できるかもしれません。
- 身近にAppleギフトカードを使う人がいない場合、この方法は使えません。
オークションサイトで売る
ヤフオクなどのオークションサイトを利用してギフトカードを出品するのも一つの方法です。自分で価格を設定できるので、場合によっては他の方法よりも高い価格で売れる可能性があります。
- 高額での現金化を狙えるため、良い条件で売れる可能性があります。
- 買い手が見つからないと売れず、現金を手にするまで時間がかかることがあります。急いで現金が必要な場合は、注意が必要です。
Appleギフトカードを間違って購入しないためには何に気を付ければいいの?
失敗を防ぐために、事前にしっかり確認することが大切です。ここでは、誤購入を防ぐためのポイントを分かりやすく解説します。
購入金額を確認する
必要な金額をしっかり確認しよう!
Appleギフトカードを買うとき、よくある間違いは、必要な金額よりも高額なカードを買ってしまうことです。
普段Appleギフトカードを使わない人は、残高が余っても使い道がないため、適切な金額を選ぶことが重要です。
コンビニで買えるバリアブルカードは1,500円から50,000円の間で1円単位で設定できるので便利です。必ず購入前に金額を確認しましょう。
必要な電子ギフト券の種類を確認する
自分が本当に必要なギフト券か確認しよう!
よくある間違いは、違う種類の電子ギフト券が必要だったのに、Appleギフトカードを買ってしまうことです。
AppleギフトカードはApple製品でしか使えないので、他の用途には向いていません。
自分が本当に必要としているギフト券がAppleギフトカードかどうか、しっかり確認してください。
電子ギフト券に慣れていない場合は、店員さんに聞くと安心です。
まとめ:Appleギフトカードの返品はできない!間違って購入しないように気を付けよう
Appleギフトカードは購入後の返品ができません。Appleの利用規約で返金が禁止されているため、慎重に選びましょう。
もし間違えて購入した場合、買取サイトで現金化することもできますが、それを避けるためにも購入前の確認が大切です。
少し注意を払うだけで、無駄な出費を防ぐことができます。